1st パブリックカッピング レポート (Mar 16, 2016)
本日は、昨晩(2016/03/16)開催致しましたパブリックカッピングの様子をレポートいたします。
さあ、コーヒーの世界の扉を開きましょう。パブリックカッピングの始まりです。
開始は、午後6時から。本当に多くの方にご来場いただきました。会場は、カフェオーナーから、コーヒー好きな方、これからコーヒーショップを開こうとする方まで多種多様な方で、一杯です。遠くは、奈良や、広州(中国)からもお越しいただきました。感謝!
この日、用意したコーヒーは、27種類。
アフリカ、北米、中米、南米、アジアと、コーヒー生産各地から幅広く。そして、現在流通しているコーヒー(カレントクロップ)と、これから流通していくコーヒー(ニュークロップ)、台湾、シンガポール、香港、そして、日本と、いろいろなロースターのコーヒーも。
行なったセッションは、3セッション、大体1時間に1セッション。1セッションあたり6〜7サンプルをセットしました。
1セッション目は、ニュークロップサンプルの中にカレントクロップが1つ。さすが、コーヒー好きが集まっていますね。鮮度の差をきっちりキャッチしていました。
カップオブエクセレンスのブラジルのレイトハーベストのトップレベルのサンプルもはいっていて、それが、1番人気に。さすが、王者の貫禄。
2セッション目は、カレントクロップでも、様々な特徴を持ったコーヒーを中心に。ニュークロップにも、負けない風味が参加者の感覚に好印象だった様子!やっぱり、新しければいいってもんじゃないって、自力の差を感じさせました。ウォッシュドとナチュラルという生産処理の異なるコーヒーが混在したセッションでしたが、1位人気になったのは、コスタリカのナチュラル!!「マイクロミル・アグリビッド」。ナチュラルプロセスから来る豊かなフルーティーな風味と、果物のみずみずしさを感じるほのかな甘酸っぱい感じが良かったようです。
1セッション1時間はかけて、ゆっくり味見をしているので、みなさんやや疲れ気味。もちろん、1セッションの後に帰られた方も、2セッション終えて帰られた方もいらっしゃいましたが、ほとんどの方が3セッション目も参加!これには、参加者の方の熱意に、こちらもびっくりでした。
さて、3セッション目。どうせなら、楽しくやらなきゃ!ということで、コーヒーの風味を目一杯楽しんでもらおうというセッションに。
品種の特徴が他のコーヒーと完全に一線を画している「ゲイシャ種」、そのナチュラルプロセス「ゲイシャ・ナチュラル」をパナマから。
グァテマラの押しも押されぬトップクォリティのコーヒー「インヘルト」からは、「パカマラ種」このパカマラの風味も独特なんです。完全にコーヒーじゃない感は、半端ありません。
ボリビアからは、いいバランスのコーヒーが、ロンドンのロースターから、コーヒー発祥の国エチオピアからは、ウォッシュドプロセスの風味に特徴があるものがシンガポールから、ウォッシュドとナチュラルのブレンドのコーヒーが香港からと、世界各地のスペシャルティコーヒーロースターからPresentsロットでした。
今回は、どのセッションも、「いいな〜と思うもの」「これ好きだな〜」というものすべてに手を上げていただきました。
今回のセッションは、皆さん、ほとんど、手が上がりっ放し。いや〜、風味に特徴があるコーヒーは、楽しいですね。
今回は、初めてということで、至らない点もあったと思いますが、参加者皆さんのご協力で、楽しく過ごせたのではないかと。
心より感謝申し上げます。
来月は4月8日に東京-五反田のボンタインセミナールームTOKYOと、4月13日に、名古屋のカフェボンタイン名古屋錦本店で開催を予定しています。両日ともに、夕方からの開催です。お誘い合わせの上、是非、ご来場ください。スタッフ一同、お待ちしております。
さあ、今度はどんなサンプルにしようかな〜。
↑こちらは名古屋の重鎮、谷口さんご夫妻(豆珈房)。夫婦で、同時にSniffing。